あなたへのラブレター

パートナーが「がん」になりました。

二重生活|2022年1月24日(月)|D52

ただいま別居中。

 

こちらでは料理するつもりなかったが、野菜スープを思わず作ってしまった。。。

 

家事ばかりだと気が滅入るだろうからと、別邸に送り出してくれるなんて。かなり甘やかされていますな。でも、ありがとう。

 

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今日は、「死」だとかそういう話をした。

 

なんだか、わたしの妹とあなたの状況が不思議な形でシンクロした。ちなみに、わたしの妹はもう数年寝たきりである。

 

ある人の生死は、他の人が決められない。これは当たり前(だと思う。いろんな議論はあると思うけど)。

 

じゃあ、自分で自分の生死を決められるのか。きっと決められないと思う。自殺を禁ずる宗教もあるけれど、もっとプリミティブに・・・あなたは、きっと自分の身体が決めるのだろうと言った。

 

40代あたりで訪れる「中年の危機」。

 

女性にとっての40歳は、男性にとってのそれよりもきっと、いや、絶対にかなり重たい意味を持つ。

 

わたしの妹は、生きないという選択をしたが、生きている。ただ、コミュニケーションがとれないだけである、この世界の誰も。

 

彼女とコミュニケーションをとる手段はいまのところ見つからないけど、意識があるかもしれないし、ないかもしれない。もし五感が残っていて、意識があれば、耐えられない苦痛を体験し続けているのかもしれない。

 

だけど、寝たきりになった間にできた身体の傷は回復の兆しを見せている。身体は生きようとしている。皮肉。

 

話がそれた。

 

あなたは、当時、生きなくても良いかもと思っていた。そして、それで身体が負けて、癌が勝っていったのだろうと言った。

 

そうかもしれない。

 

生きたいけど、生きたくないけど、生きたい。きっと自分でもわからないだろうし、判断もできない領域なのだろう。

 

意志と身体は別の独立した実体なんだなぁと。

 

何が言いたいかわからなくなってきたけど、そんなトピックをなんか今日はしゃべりました。

 

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そういえば、あなたのお姉さんに、君らはほんとに仲が良いねぇとこの前言われた。なぜか今思い出した。

 

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別居中(笑)のため献立は省略