夢で逢えたら
なんだか落ち着かなくて。
ムショぼけの第8話を観た。主人公の陣内がヒロインのリサを突然失い克服するまでの話。
いま、わたしのなかには、長い先までのあなたとの未来を想像する普段の自分と、タイムリミットに焦る新しい自分とがいる。そして新しい自分に戸惑っている。
でも、ドラマを観てこう考えることにした。
万に一つ、本当に万に一つの仮定の話として、将来がもし良いシナリオではなかったとしても、リサを心の準備なく失った陣内と違って、あなたとわたしには時間の猶予が与えられたと。神さま?がカンニングさせてくれたと。そして、それはとても幸福なことだと。
わたしはいつも締切り間近にならないと頑張れない人間だ。予めいつだと分かっている締切りでもそうなのだから、ぼんやりとした遠い先の締切りなんてなおさらだ。
鬱展開の予感がしたからあなたは見なかったと言っていたけど、わたしもその話を聞いて観るか迷ったけど、ドラマは時計の針がまた進み始めて終わったよ。
博多うどん、届いたよ。今夜、夢で逢えるといいな。